だいぶ前のことですが、、ヘアダイのカラーを施していた時のこと。
*白髪染め時、しっかり塗ったとしても生え際のところに塗りもれがありました。 私自身は気づかないくらいでしたが、1~2本、たぶん1mmくらいだったと思います。白髪が残っていたのを帰宅されて気づかれたと思います。クレームがありました。 確かに、非を認めます。 次からはべったべたに地肌に塗ってあげました。
*オシャレ染めで、地肌ギリギリに塗ります。それでも細かく塗っていれば地肌にはたくさんのカラー剤が付きます。施術中、塗っていたカラー剤が、おでこに飛んでしまったのです。「すみません。」「やだ~~~、ちゃんととってね~~」 と、生え際を境に、おでこに付いたカラー剤は取りましたが、生え際より頭皮に付いたカラー剤は取りませんでした。
若かったころは、どちらも「どうしよう~~~、どうしよう~~~、ごめんなさい~~~~m(__)m」と真剣に思っていました。
今の私は違います!
地肌にカラー剤を塗ることに罪悪感を抱きます。 自分の地肌にカラー剤が付けようものなら何てことするの―――――!ですよ。。私の大事な肌なのに(笑)
地肌は呼吸してますよん。。 毛穴が汚れるよん。。
おでこと頭皮の違いってあるの? ないよん。。顔は大事にして頭皮はどうでもいいんですか~~~。。
見えるところを気にして見えないところは気にしない~~~??。。 〇十年後、見えなかったところが見え出して気にすることになるよん。。汗
『髪の毛は身体の一部』
本当に意味の分かる人がどれだけいらっしゃるのか??
わかっていても、髪の毛は痛みを感じないので気にならない・・・、簡単な方が良い。 安い方が良い。
価値観の違いかもしれませんね。 髪の毛に対しての価値には個人差があるかもしれません。
価値観? 大事な物?大事じゃない? の違い?
実は縮毛矯正剤もかなりの負担があります。 髪も皮膚も薬剤のオーバータイムがあると、タンパク質は膨潤作用が進み溶けていきます。
髪の毛を縮毛矯正剤に漬け込むと溶けて形はなくなります。黒い点々になります。・・・・モズクのようになりますね。
どこまで時間をおくかでクセが伸びるかです。(膨潤と、軟化です。結合をきります。ペキっと折れるくらいがちょうどいいのです。)
モズク(軟化)の手前で流して、アイロン180度でプレスして2剤のコーティング剤でしっかり固定すれば永久に持ちます。
でも、数カ月したらくせ毛は生えてくるもの。 生えた部分だけを薬も塗ることは不可能です。
繰り返ししていくうちに、薬剤は頭皮に吸収されていきます。髪の毛に塗っていても皮膚に繋がっているのだから逆流も考えられます。
髪の毛も前回と同じところを薬剤は付き、また180度でプレス。
2秒以上はできないことになっていますが、癖が伸びないと何度もスルスルしてしまう美容師は多いです。
本当はアイロンを滑らすことも良くないのですが。挟むだけなんです。
縮毛矯正をされている方は、本来の癖よりも酷くなってきます。
根元から1cm近くから薬を付けアイロンをしますから、境目が折れるのです。
また、頭皮にギリギリお薬を塗っても、体温もあり、頭皮まで浸透していくでしょう。
生えてきた髪の毛の健康な部分と膨潤軟化した髪の毛の境に折れ目がつきます。
特に細毛の方は。、
折れた髪の毛が伸びてくせ毛だと勘違いされている方も多いです。
頭皮に対して直角に引っ張り出して、アイロンをしてもらっているのか?
そうでなければ折れます。
頭は丸い。凹んでいる部分もあれば、出っ張っている部分もあります。
全てその骨格の上にある皮膚に毛穴があり、角度は徐々に変わっていきます。
毛穴の角度に合わせてアイロンを通すことが出来ているか。
しかし、とても難しい=危険な施術
縮毛矯正やカラーは頭皮へのダメージが強いのです。
体質改善するにも時間がかかるように、頭皮、髪質改善もかなり時間は要します。
髪の毛は素直です。
悪いことをし続けたらそれなりに、ダメージし、
良いことをし続けると気分まで幸せになるくらい生き生きしてきます☆
お肌同様に頭皮髪の毛も大事にしてみてくださいね。