暑くなり、髪の毛が抜ける、傷んできた、切れる、、などトラブルがある方が増えています。
今一度、ホームケアの注意点をお伝えしたいと思います。
☆シャンプーに関して
シャンプーの目的は頭皮の洗浄朝よりも寝る前に1日の汚れを落としましょう!
髪の毛も皮膚も寝ている時に作られると言われますね。 そして、夜、天然の美容液(皮脂)も、分泌されます。
朝は洗顔も良くないと言いますが、本当です。天然美容液はお肌を守り髪の毛を守るために分泌されます。
朝シャン、朝洗顔はお勧めいたしません。
くせ毛で広がる方は朝に落ち着くのも皮脂が毛先までいきわたるからですね。 くせ毛の方は浸透するまでの時間がかかるようです。
なのでシャンプ―は夜のみにしてください。 朝の寝癖直しが必要な場合はお湯でハネている毛先を持ち上げた根元をよく濡らすことです。
根元を濡らすです!
シャンプー剤を付ける前のすすぎをしっかりしましょう! お湯ですすげばほとんどの汚れは落ちます。泡も立ちやすくなリます。
湯洗いを中心にしてみて下さい。
湯洗い、予洗いがしっかりしていれば泡立ちも良くなり優しく洗っても十分にシャンプーはできます。
泡は空気を含ませながら揉むようにすれば泡立ちが良くなります。
ゴシゴシ洗わない!
頭皮の肌もお顔の肌と同じように考えて頂けると良いと思います。
髪の長い方、髪の毛同士をこするような洗い方はNGです。
※濡れている髪は膨潤しているので、キューティクルがズレます。緩みます。少しでも擦るとキューティクルが損傷します。
※ハーブスシャンプーで洗うとリンス類は要りませんが、もし使われる方は、毛先に、十円玉ほどあれば十分です。指通りを良くする為だけにした下さい。 流す時には頭皮に流れないようにした下さい。 頭皮にリンス剤などが付くとニオイの元や、抜け毛の原因になります。
最近では、柔軟剤同様、匂い長持ちタイプがリンス、トリートメントには多いのでしょうか?? 匂いを長持ちさせるというのは、頭皮や髪の毛に薬品を(原油から出来る香料)残すこと。
取れない匂い(原油)が頭皮にのこります。
ノンシリコンを謳っていても、皮膜剤(油)が成分になっていることが多いため、結局、不純物が頭皮に残ってしまいます。
そのうち、ベタつきに変わっていきます。(酸化してしまうので)
本来であれば、ご自身のキューティクルで艶が出て、サラサラ感が味わえるのです。 紫外線にも強いのです。
油分が残っている状態で紫外線を浴びる方が怖いのです。
☆タオルドライの仕方
ゴシゴシ、ガシガシ、ギューギュー 、、しないことです。
濡れている髪の毛は、膨潤していてキューティクルがズレてる、でしたね。キューティクルが減ってしまうと、櫛が通らないくらい絡みます。
肌がカサカサしている時、手でゴシゴシすると、お肌が酷くなってしまいませんか。
同じです。弱いところは優しくしてあげてください。
※パーマをかける時もしっかり濡らし、キューティクルを膨潤させて、アルカリ剤でもっと深部までくっついていた鎖を切ります。 傷んでいる髪ほどかかりやすいのです。強い薬を使わなくても簡単に切れるから。
傷みにくいパーマ液は、ダメージしていて、簡単にお薬が髪の毛に浸透するからかかるのです。傷まないパーマが良いのではなく、傷んでいる髪の毛の方がヤバイのです。
左がダメージ毛のキューティクル。
右が健康毛。(アップにしてると思います。)キューティクルがくっ付いています。剥がれてませんね。
キューティクルがくっ付いている理由は後の方で解説しています。
左は、ベロベロ。
タオルドライは、頭にタオルを巻いて水分だけを吸い取る感じで押さえてあげる程度にして下さい。
☆ドライヤーのかけ方
シャンプー後、乾いてくると切れた鎖が結合されますが、曲がったまま結合されてしまいます。 自然乾燥では綺麗に結合されない。寝癖も同じ状態になります。
髪の毛がアルカリに傾いていると(カラー毛、パーマ毛は損傷が多い為水分が少なく、水素結合できる物が少ない)
5番では、真っ直ぐの時に繋がっていた結合鎖が別の鎖と繋がってしまっています。
ちゃんと乾かしても、真っ直ぐならない髪、
指通りが悪い髪、これは、くっ付き合う鎖自体が壊れています。もしくは、数が少ない。
その鎖はタンパク質内に多く含まれるものだけど、タンパク質も壊されているからですね。
ダメージ毛が濡れると、より、キューティクルが捲れてきます。
ダメージを感じている人は、健康毛の方より、かなり丁寧に扱うしかないですね。
ダメージ毛は、すでにキューティクルが損傷しているので乾きやすい=プラスイオンも多く、髪の毛がアルカリに傾いています。いつも乾燥していて、静電気が起きやすい。濡らしてもすぐに乾いてしまう状態です。
マイナスイオンが補充されない、水分が止まる場所がないから保湿されない。
そこで、濡れているうちにドライヤーをすることです。もし、乾いてきたら、濡らすことや、保水効果のあるローションで湿らせ再びドライヤーします。
それでも乾いてしまう場合、オイルなどの油分のあるものは付けない。度々濡らすことです。
保水です。 油は水素結合しません。油は、あくまでも、コーティングの為だけになるからです。
髪の毛の中に、タンパク質と細かい水、マイナスイオンをたくさん送り込んで下さい。
油をつけてから乾かすと、水分は浸透しません。油で潤わすのか、みずみずしく潤わすのか。
油が全て悪いわけではありません。
酸化せず、水にも馴染むようなものなら大丈夫だと思いますが、市販のオイルはよくしりません。。
ここからは、ドライヤーで乾かすテクニック。
普段からお客様にはお伝えしているたもりですが、誰に話したか忘れるくらい毎回口うるさく話してしまっています。
ごめんなさいm(__)m
♪乾きやすい髪、乾きにくい髪によって時間配分は多少違ってきますが、順番はほぼ同じです。
●根元~中間~~毛先の順番。
●後ろ~サイド~トップ。
トップ、表面はドライヤーの熱が当たりやすく、紫外線でも傷みやすい部分なので最後にします。
毛量のある方は、ハチの部分より上の髪の毛をクリップなどで留めておいて、その下が乾いてからのすると早く仕上がるのとフォルムが整います。
☆ハチより上の髪の毛はほとんど毛穴が上に向いています。 その下の毛穴は下向きがほとんどです。分けて考えると簡単です。
ハチ下をボリューム出したい場合は、根元を毛穴の位置よりアップしながら(持ち上げながら)含ませて下さい。
ボリュームを抑えたい、ハネさせたいスタイルの場合は、上からドライヤーの風力を使って根元からしっかり押さえつけます。
襟足に沿うように押さえつければハネやすくなります。
ハチより上の髪の毛はほとんど持ち上げて良いです。
もしくは、頭を下に向け、前に引き出して上からドライヤーをかければ、根元はぺちゃんこになりません。
どうしてもボリュームを抑えたい場合は、しっかりしたに引っ張って押さえつけてください。
下手な絵です〜。上下の分ける位置です。
♪寝癖やはねている部分を直したい時、
ほとんどの方が跳ねている部分の毛先を一生懸命直すらしい。
でもその時だけと言われることがあり、、 そりゃそうね~~~~~。と思うのですが、、
髪の毛はどこから生えてるの?
毛穴! そうね。 毛穴はどこにあるの? 頭! そうね。 頭は平ら? 丸い!いびつ! そうね。。人それぞれですね。
凹んンでいる箇所は、だいたい、こめかみから耳上。 つむじら辺。 耳後ろから襟足にかけてのくびれ。
出ている箇所が、ハチ。
骨格は、個人個人形が違いますが、綺麗な丸ではないですね。
凹んでいる部分は、寝ている時に根元が折れます。
朝起きると、面白いスタイルになっていることもありますね。 そうです。寝癖は毛先が折れているのではなく、根元が折れているからです。
これも、キューティクルが丈夫だとあまりないことです。キューティクルがズレやすいとクセが付きやすいですね。
絵に描いてみました。※の部分を濡らさないと直らないということです。お湯で濡らしてください。
ハネている毛先を持ち上げてください。 思っているところより上の方が寝押しされています。
♪ブラシはできるだけ動物の毛のブラシが良いです。 静電気が起きないからです。プラスチックは少しだけに。
猪毛がお勧めです。
♪ドライヤーをかける時の注意として、キューティクルの枚数が多く整っているのは根元近くの新生毛です。
根元から約12cm辺りは、去年の今頃生えました。 1年間無謀なことをしなければ天使の輪ができているはずです☆
そうした部分のキューティクルはしっかりしていますが、キューティクルはうろこ状になっていますね。根元から毛先に向かって、倒れています。
この写真で見ると、ドライヤーをどの方向からかければいいかわかります。上からですね。
捲れているキューティクルを風力、風圧で寝かせてあげましょう。
では、髪の毛を引っ張る方向もわかります。
根元から毛先に向かってドライヤーと手を動かせばいいです。
仕上がりましたら、
冷たくなるまで冷風を当ててください!
キューティクルが引き締まり、膨らみにくくなります。艶が出て手触りが良くなります。
冬場は必要ありませんが、暖房が効いていればしてください。冬は冷気で乾きにくくなるので冷気を感じれば要らないですが乾いてないこともあるのでしっかり乾かすことです。
先程のキューティクルが剥がれている状態でドライヤーで寝かせてつけても、なかなかキューティクルが閉じない……。(ひっかかりまくる)くっ付かない理由は、キューティクルとキューティクルをくっつける役目のタンパク質がなくなってしまっているからです。
糊の役目なんです。
タンパク質が足りないからついついオイルを付けてしまいがちなのですが、油はタンパク質や水ではないため、櫛通りを良くするためだけの使用にしてください。
よく、オイル塗ってます!と言われる方がありますが、内部がスカスカの状態でオイルを塗っても、改善するわけではないのです。
その時、髪や頭皮の状態により、商品を使い分けることが大事ですね。
以上ですが、、わからないことはサロンで伺います。
保湿するドライヤー、お勧めします。
テラヘルツ波の細かな振動で熱を作り、マイナスイオンを発生させる。優れ物★