まず、髪の毛のキューティクルを理解して下さい。
写真は毛先(下方向)に向かって重なっています。
上が根元です。
健康な髪でも濡れるとキューティクルは緩み、開くといった表現がわかりやすいと思います。
写真のパサパサ髪のキューティクルのように開く(立ち上がる)
とイメージしてください。
ドライヤーをかけなければ、キューティクルが緩む(ずれたまま)仕上がるため手触りが悪いまま
寝癖がついたように艶のない髪になります。
ドライヤーはしっかりとかけて乾かすことです。
写真と同じよう濡れているとキューティクルが開いています。
この状態を大袈裟に言うと、将棋倒しの将棋が立っている状態と思ってください。
ドライヤーの熱と風で毛先に向かって順番に寝かしていきます。
その時のドライヤーの風の角度は45度
寝元から将棋を倒す感じでキューティクルを寝かせていきます。
根元~中間~毛先
下の絵は、水分を取りたいために・・・・、
早く乾かしたいから・・・と適当にブンブン風を当てれば、
キューティクルが定位置に収まらずずれたまま、立ったままでセットされてしまいます
絡んだり、手触りの悪い仕上がりになります。
根元からボリュームを出したいかたは。
下からドライヤーをかけるだけの動作ではなく、
それだけでは、毛先だけが広がり、根元のボリュームが出ません。
下から髪の毛の根元を起こして、根元のキューティクルからドライヤーで閉じていきます。
角度は毛穴から45度以上180度まで、お好きに
ドライヤーだけは、キューティクルに対して45度にしてください。
根元を起こしたい場合は、髪の毛を持ち上げて髪の毛に対して45度です。
ボリュームを抑えたい時。
です。
あくまでもドライヤーの角度と、髪の毛の根元の角度で、艶出しと、フォルムを整えるを書いてます。
キューティクルだけではないですが、
キューティクルが整うには、ドライヤーのかけ方は重要です。
濡れた時、水素結合が切れて、再び結合する時、
ちゃんと隣り合った分子が結合しなければ、直毛になりません。
この辺は難しいので、説明できません
きちんとしたやり方ですれば、水素結合やら、髪の毛の内部も整う状態になります。
参考になれば幸いです
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性能が良いと、早く乾く、傷まない、艶が出る☆
と、いろいろな効果があります。
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