お久しぶりです。ホームページのブログが疎かになっていました。。
4年目になりますが3月に漢方の試験があり今回3つ目の漢方のコース「薬物学の試験に合格しました」
薬物学は、生薬の種類や働き、方剤といって薬局でも売っている「葛根湯」などの薬の分類や働きを学びました。
生薬がどの部位に効くのか、温めるのか冷やすのか、組み合わせでも働きも変わったりと、、面白いです。
4月からは1年かけて「臨床コース」を学んでいます。
漢方は病気を治すという考えではなく、病気になる前の段階で病気にならないように、養生しつつ初期の体調に効き目を発揮します。
ちょっとした不調で病院に行ってしまうと、抑制してしまう薬を出されてしまうことがほとんどです。
「痛い‥」は、【痛み止め】
「めまいがする・・」このような診断も漢方と西洋医学は違います。診る視点が違いますね。
私自身、病院に行って、症状がひどくなったことが何回もありました。
合わない薬を出されたり、抗生物質も当たり前に出されたり、
若いころは疑いもなく医師の言うことを聞いていましたが、
これはおかしいぞ! とわかった時、医師の診断の説明と薬をよくよく調べました。
必要ないと思えば捨てていました。案外、薬を飲まなくても治ることもあり、
結局、自分の身体には治癒させる働きがあるということ。
風邪をひいても病院に行くことはありません。
少しの不調は医師が治すのではなく自分の身体が勝手に治してくれます。
熱が出て止めるのではなく、寝て炎症と戦って時間が経過すれば治まります。
せっかく治癒しようとする身体の働きを止めることは違う炎症を増やしかねません。
我慢のし過ぎは良くありませんが、やたらと抑制の薬を飲む必要はないです。
下痢も湿疹も、体内のゴミ掃除をしているのです。
普段の食生活で溜めこんだゴミのデトックスです。
漢方薬は手助けをしながら炎症と寄り添いながら他の臓器も整える作用もあります。
ただ、診断はじっくり話を聞くことが大事です。
問診に時間がかかります。
痛みや炎症は人によって違います。その身体が何を訴えているのかを知るための診断を漢方では徹底しています。
薬が効く効かないではありません。病気にならないように身体の働きを誘導するようなそんな感覚です。
身体がどんなシグナルを出しているのか知らなければ、根本的に改善していくのは難しいと思います。
身体は日々変化していますので観察も必要ですね。
身体の変化や環境で髪の毛にも現れてきます。髪の毛に現れる場合に適切なアドバイスが出来ればな~~~と
思っています。
長年お客様を見てきて、ずっと健康で元気な体質の人と、弱々しい体質の方といらっしゃいます。
性格にも表れるようです。
これからも末永くお付き合いをさせて頂くと思うのですが、髪のことだけでなく、やはり健康が第一なのでは
ないでしょうか。。
私自身も健康には気を使っています。いつまでも働き続けたいですし、
お客様を末永く担当出来たらなと思っています。
ツヤカミ神戸に来ると元気になれると言われるくらいになりたいと思っています。
50歳を過ぎて、自分だけでなくお客様と共に健やかに過ごしていきたいと思うようになり、
技術だけでない健康の知識も増やそうと考えるようになりました。
さて、前置きが長くなりましたが、一つ
怒りは肝に属し、怒りすぎると肝を傷る ⇔ 髪の栄養は肝で貯蔵される血で作られます
喜は心に属し、喜びすぎると心を傷る
思は脾に属し、思いすぎると脾を傷る
悲・憂は肺に属し、悲しみ憂い過ぎると肺を傷る
驚・恐は腎に属し、驚き恐れすぎると腎を傷る ⇔ 腎は白髪に関係します
怒りはイライラして血が上ってしまうように顔が紅潮したりしますね。私もたまにあります。
芽が血走っているようにもなります。
押し活過ぎると興奮して心臓が止まりそうになるくらいのことがあります。失神してしまうことも。
思い焦がれたり、考えすぎて、食事が出来なくなったり、胃潰瘍にもなることも。
泣き悲しんでいると、呼吸が苦しくなることも、肺の痙攣も喘息になることも。
ドキドキして恐怖を感じると、おしっこを漏らすことも。(膀胱に関係)
感情の起伏は、弱いところに症状として出ます。
怒りがおさまるようにするにはどうすれば良いのか?
肝の経絡にお灸や鍼、マッサージすることでリラックスして、
病気になる前に対処できそうですね(^_-)-☆